Kです。
「気合い入れろ!」
「がんばれ!!」
「全力でいけ!!!」
「ファイトーーー!!!!!」
うひょーー。
最近、あえてアンチです。
ダラリと スルッと いきたいです。
それが なんと 難しいことか、、、
物事には、フルパワーで気合い入れて 渾身の一発を出そうとすると かえってうまくいかないことが多いような気がして。
気持ちのオーバーヒートが、必要以上の物理的な力を 不必要なところにまでかける。かえって筋肉が緊張しすぎたり姿勢が崩れたり。
肝心なアウトプットの輪郭、焦点がぼける。
相手に届かない。
ガチのつもりが ガチガチ。
力いっぱい ギターの弦をかきむしっても 逆に鳴らない。ここぞとばかりに前のめりの気持ちで弾くとミストーン、リズムアウト。熱い気持ちをそのまま声帯にのせたら ただガナッているだけ。伝えようと100通りの言葉を使っても かえって意味不明に。ならばもっと大きな声を出してみても 塞がれる耳。
メンタルとフィジカルの最適バランスって 難しいです。
車やバイクのレースで スタートダッシュをかけるとき、
ちょっとでも過剰なアクションがあると速さが出ない。
バランスを崩したり、タイヤが空回りしたり、、、らしい。
包丁を使う時、速く鋭く切ろうと意識しすぎると
かえって腕や肩に力が入り過ぎて動きがギクシャク。
断面が荒くなって表面がギザギザに、、、らしい。
一発遠くまで飛ばしてやろうと、精いっぱいの力でバットを振っても かえってスイングが遅くなって ボールは芯から逃げていく、、、らしい。
静かな心、脱力の自然体。
最適に向かって流れる心と体。
柔らかく鋭く、優雅に速く。
一番ホットな場面でこそ、一番クールなメンタルでいること。
んーーー、難しいね。
だけど、そこにベストアウトプットがあり、表現の美がある気がする。
脱 力。
余分を排して残る 最適のパワーと姿勢。
最高のメンタル/フィジカルバランス。
結局は、日々の繰り返し、反復か、、、。
体が「最適な解」を覚えるまで、地道に何度も磨く毎日。
イメージと現実のギャップを毎日1mmずつ近付ける作業。
マッスルメモリー。イメージトレーニング。
最高の一瞬だからこそ、最適な脱力。
憧れます。
今日も地道に基本から。
焦らず 弛まず 過信せず。
んーー、クールですなぁ。
ヒュ〜〜〜。
「てか 毎日 暑すぎだよね あづっ!!」 K.
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