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日本の Rock Anthem in 豊洲



ん〜〜、清志郎さん。


忌野清志郎さん。


オーティス栗原さん。

ゼリー。

プラハ。

長間 敏。


その他、いろいろ。


清志郎さんは清志郎さんだ。
イエ〜〜〜ッ♪



フジロックフェスティバル 1997。
天神山スキー場。

台風で1日目、レッチリの途中で中止。
動かぬバスと暴動寸前の混乱。豪雨、激寒、怒号。
野戦病院のように人が横たわる会場本部ビル。

2年目のリベンジは豊洲、晴天。
緑の芝生の先にばかでかいグリーンステージ。

Sonic Youthの次の出番。

忌野清志郎 Little Screaming Review。
初の 生 清志郎。
どっちかっていうと、Mojo Club の三宅さんの方が観たかった直前。


1曲目。

記憶が正しければ、ローランドカーク。
フルートをぶん回して、"Serenade To A Cuckoo"。
Jethro Tull のポーズで、カッコー、カッコー。
ほとんど誰も知らないであろうジャズの曲。
フジロック、グリーンステージで1曲目だぞ。
セオリー無視。


ロックだ。


そして、いきなりのあのイントロ。

「雨上がりの夜空に」

いきなり毛穴がぶわっと開いて、鳥肌が全身に。
気が付いたら、ステージ前方に向かって全速力で走ってた。
周りもみんな走ってた。

グリーンステージ中央の清志郎さんに向かって、
場内の大群衆が輝く一点に向かって、一心不乱に走ってた。

みんながイエ〜〜〜ッ♪って叫んでた。


ロックだ。


こんな夜に 発車できないなんて。



深夜にたまたま視てたフジテレビ。
ジャズピアニストの山下洋輔さんと清志郎さん。

"You Send Me"

全身で 鳴っていた。
音の塊に なっていた。


ロックだ。



友達の家で聴かせてもらった名盤。

「不死身のタイマーズ」

ずっと探した。十余年あちこち探し続けた。
頭の片隅の 探し物リスト に残り続けた、欲しかったもの。
本当に欲しかったけど、どこにも売ってなかった。

とうとう手に入れた。やっと聴けた。
愛情と皮肉に満ちた、オプティミスティックな音と言葉がぎっしりと詰め込まれていたアルバムだった。希望に満ちた猛毒があふれる作品。


ロックだ。



イツミさん、イツミさん、
死んじゃったんですね。

清志郎さん、清志郎さん、
癌だったんですね。
ガン、ガン。



僕もギターをぶらさげて、
格好つけて、みっともなく、
転がり続ける日々を送ります。


これからもよろしくお願いします、清志郎さん。
地味変フォーエバー。


イエ〜〜〜ッ♪

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