Kです。
最近、室内の湿度が上昇してます。
のどの乾燥が防げるのはいいけど、ギターの木材部分には高い湿度はあまりよろしくない。乾燥剤、エアコンドライ設定、扇風機による風当てでコンディションキープの日々であります。
さてさて、今日は音楽のジャンルの話。
CD屋とかでジャンル別になっていると、お目当ての音源を探す時に便利だよね。
ジャンル別チャートとかあるしね。似た者同士をまとめていると、関連音源を探すのも便利。
だけど、僕は「ジャンルごちゃまぜ」音楽が好きな傾向があるようで、探しにいってもへんてこりんなジャンルに陳列されてしまうことも多く、フロアをあちこちウロウロする羽目になることも多々。
例えば、Fishbone。
米国LA出身の黒人ロックファンクレゲエスカパンクetc.バンド。
いわゆるミクスチャーロックの先駆け。
黒人だというだけで、ブラックコンテンポラリー?? に入れられたりする。
わけわからん。
そもそも、ジャンル自体がわけわからんものなのである。
ジャンル分けの名称からして、不思議なのよ、実際。実態。
そんな、わけわからん名称 をいくつか解説。
↓↓↓↓↓↓↓↓
プログレ:
プログレッシブ(Progressive)・ロックの略。ロックを進歩・発達させた、の意。
ジャズ、クラシック、変拍子、文学、芸術など「高尚」な匂いのするものをブレンド。
フュージョン:
フュージョン(Fusion) とは「融合」の意。ジャズロック、電化ジャズ、クロスオーバー(ジャンルまたぎ)に派生したジャズ一派。フュ〜〜、ジョン!!
オルタナ:
オルタナティブ(Alternative) ロック。他のロック、別路線ロック、別系列ロック。ハードロック、ヘビーメタルの流れに対して、シアトルを中心に生まれたロックの新しい流れ。グランジ (Grunge、わざと汚れた感じ)とも言う。
ミクスチャー:
ミクスチャー (Mixture) ロック。混ぜられたロック。従来の白人ロックにファンク、ヒップホップに代表される黒人メインストリームの音楽を取り入れたもの。のちにスカ、レゲエやインダストリアル(工業)の要素も流入。
ボサノバ:
ボッサ (Bossa、傾向・感覚)ノーヴァ (Nova 新しい) を表すポルトガル語。従来のブラジル ラテン音楽に対して生まれた「ニュー トレンド」という意味。後に米国ジャズと融合。
ブラコン:
ブラック コンテンポラリー(Black Contemporary)。現代/同世代 黒人音楽の意。一昔前のナウい黒人音楽。今でいうところの 黒人音楽 なう。
ニューミュージック:
New Music。文字どおり「新しい 音楽」。
Old Music 古い音楽 に対する概念だが、ニューミュージック自体が古くなったらどうするんだろう、、、。
並べれば 並べるほど わけわからん。
まぁ要するに、
既存のジャンル分け、既成概念からはみ出した流れが音楽シーンに発生したときに、「やつらをくくる」ために評論家批評家たちが考案する名称なわけです。とかく商業的なものですわ。
はい!
大事なこと 言いますよ。
ジャンルを超えたところに、
新しいもの(革命)が生まれやすい。
しかし、
新しいものをくくる(支配)ために
どこまでもジャンルの網は追いかけてくる。
音楽的革命とジャンルの戦いの歴史は続いていくのです。
フランスでは、これを俗に、、、
「ジャンルだらけの ジャンヌ・ダルク」といいます。
ここ、テストにでるよ!
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