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愛と涙のロックンロール

6月26日。

新潟県三条市「ロケットピンク」にて、
俺の一生のライバルであり、親友である、「市川淳之介」の
生誕35周年記念ライブに出演してきた。

彼との出会いは、2004年の新潟中越地震チャリティーライブだ。

東京からバンキンガール、EARTH BOUND,SHARLOTT STAR AND ROCKIN CRY BABIESの3バンド引き連れて、新潟に出向き、
入場無料のチャリティーライブを企画したことから始まった。

東京でのイベントの収益金と、コンピレーションアルバムの売り上げ
を持って、新潟県に寄付して、当日のチャリティーライブでの
ドリンクの売り上げも寄付するという企画だった。


当時は、正直、「少しでも話題になったらいいな」という
思いもあった。

この突発的な企画に、地元新潟三条市で活躍している
「カマキリ団」「The Big Three」が快く協力してくれた。

その「カマキリ団」のボーカルギターであり、団長の男こそが

「市川淳之介」なのだ。

彼は、俺と同い年。

最初の出会いは衝撃的だった。

真っ赤なジーンズにサングラス、いかついガラシャツ、

そしてこれでもかと

言わんばかりの「ザ・金髪」。

この男は只者ではない。

ビビビッと俺は瞬時に同じ「匂い」を感じ取った。

次の瞬間。

「呑みましょうよー!もうねー!今日は呑みましょう!
あ、どうもどうも市川淳之介です。いやー呑みますよー!今日はー!」

そう言って、満面の笑みで近づいてくると、キンキンに冷えたビール
をみんなに配ってくれた。

もう、一気に和んだ。

お酒をたくさん用意してくれて、すでに東京の見知らぬバンドを
全開でもてなしてくれたのだ。

完全にやられた。

もう何もかもすべて吹っ飛んでしまった。

そう。

地震のチャリティーライブとか、
いくら寄付したとか、
そういうことではなく、

もっともっと大切なことを

この男から教えてもらった。

「気持ち」ってやつだ。

そして、この瞬間に、俺と市川淳之介に

深い深い絆が刻み込まれた。

友情が芽生えたのだ。


あれから6年。

その間に、何度も新潟に呼んでくれて、ライブをしたし、
逆に、東京に呼んで、俺たちの企画に出演してもらうこともあった。

遠く離れていても、どこかで深く繋がっていると
お互い感じていた。

いろんなことがあった。

本当にいろんなことが。

ここで書くべきことではないと思うので、あまり述べないが、

市川淳之介が、2010年の6月26日に、この三条のロケットピンクの
ステージで、大好きなギターを弾きながらうれしそうに歌をうたう姿を
みて、涙が溢れて止まらなかった。

その歌は、「愛」に溢れていた。

「愛」でいっぱいの「ロックンロール」だった。




バンキンガールセットリスト

1・スバラシカヒビ
2・月面ダンスフロアー
3・タクシー
4・夏のにおいと
5・マザーアース(EARTH BOUND/ボーカルFLOWERMOUNTAIN)
6・本当の気持ち








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