<アー、エヘン、ウォッホン。ちょっと水を一杯。ありがとう。>
さて、みなさん、こんにちは。
Kです。
原油高でガソリンの値段が高騰していますね。
しかも、日を追うごとに悪化の傾向ですね。
バンキン大学の学生の皆さんも既に運転免許を取得された方が多いと思いますが、維持費や駐車場代に加えてのガソリン代負担増。これは大変ですよね。あぁ、親元でパパママのカーを借りて乗っている方にはあまり実感はないかもですね。
ここでワンポイントアドバイス。
メモの準備、いいですか?
◎ ガソリンをなるべく満タンにしない。ガソリンの重量は乗員1~1.5名増に相当しますので、燃費効率を考慮すると少量のガソリンで乗っている方が経済的です。
◎ スピードは法定速度内で。驚くほど燃費効率が上がりますよ。同じガソリンの量で長い距離を走れます。急加速も控えましょう。
さっき、朝のワイドショーで見て、なるほどと思いましてね。
えっ?同じ番組を見ていた? 失礼、失礼。
さあ、前置きはこれぐらいにして講義を始めましょう。
今回は、プロフィール自己解説 ~弐~ の「ニックネーム」です。
学術的な話が多くなりますが、しっかりと理解するようにお願いしますよ。
おもしろ話は今回はありませんからね。御了承のほど。
まず「ニックネーム nickname」とはなんぞや??
ニックネーム。通称、愛称、あだ名(渾名/綽名)。
最近のクラブシーンでは a.k.a. (also known as) なんて DJ が使ったりもしていますね。またの名をなになにってね。
まあ要するに、本名に対して、その特定個人を覚えやすく/呼びやすくする、印象付けを強めるために主に使用される「別名」ですな。007、ゴルゴ13のようなあちらの業界のコードネームもメディアの世界ではニックネーム化しておりますね。
ニックネームの語源は、14世紀頃の古い英語に遡ります。
"an
ekename 付け加えられた 名前" が転じて、"a
nekename" → "a
nickname" になり現在に至るというのが通説です。
これはあまり重要ではないので、試験には出ませんよ。たぶんね。
ニックネームの種類として、代表的に下記のタイプに大別されます。
1. 簡略化して呼びやすくする。語尾変化を伴い易い。
Robert → Bobby, Richard → Dick, Elizabeth → Betty、
義男 → よっちゃん、安次郎 → ヤス、富永 → トミー、近藤 → ム。
2. 性格や身体的特徴から想起されたもの。
無口な人 → ノッポさん、武 → ジャイアン、薫 → ブタゴリラ。
3. 最近流行りの4文字カタカナ。ファッショナブルとされる。
(イントネーションに注意。)
木村拓哉 → キムタク、スガシカオ → スガシカ、ペ → ヨンサマ。
4. 芸名、ステージネーム、ペンネームなど。
Paul Hewson → Bono、Gordon Sumner → Sting、
栗原清志 → キヨシロー、裕美子 → 林檎、進一 → ウッチマン。
さてさて、私のニックネームは HP のニックネーム欄に"K”とあります。
読んで字の如く、本名の「慶」をアルファベットに置き換えただけであります。しかし、シンプルがゆえに結構便利でありまして、おかげさまで "K” です。
以前はね、よく「ヨコチン」と呼ばれておりました。
いえいえ、別に今でも呼んで頂いて結構ですよ。
アカチンつけても治らない~♪ のヨコチンです。ご察しの通り。
最初に「ヨコチン」を命名されたのは小学校高学年、多感な思春期いざ突入となりのあの子がモジモジ気になるお前の好きな子教えろよぉ3組のあいつもう生えてるらしいぞ川沿いの草むらにオトナの本を拾いに行こうぜ時代でした。
そのころ「チンチントリオ」という3人組がいました。
「黒チン」「フルチン」、そして私「ヨコチン」。
あだ名つながりによる、微妙な仲の良さ。
「フルチン、廊下で立ってろ!」
「えーーー、先生、いいんですか~?」
なんて、クスクス笑いがおこった平和な時代の話でしたね。
あの頃から「フルチン」は他の同級生達とは違う、荒々しい野生とシャープな知性が不思議なアンバランスさで同居した奴でした。粗暴で子供特有の短気さをみせたかと思うと、図書館の隅で何時間も分厚い本を一心不乱に読んでいたり。
僕らが望む以上のスピードで体はメリメリと大きくなり、心が力についていかないイライラをかかえていた毎日。フルチンは僕ら以上に力を持て余していたのが傍目にもはっきりと分かり、なにかと騒ぎをおこしては職員室に連行されていました。
「また、フルチンかよ〜。」
「あいつ、どうにかしてくれよ〜。」
音楽に取り憑かれたのはフルチンが最初でした。
周りが歌謡曲のヒットチャートに興味を持ちはじめた頃、フルチンの家で聴かされたビートルズ、サイモン&ガーファンクル、ピンクフロイド、そして数々のジャズの名盤。「なんでこんなの聴いてんの?」「よくわかんねぇけど、気に入ってんだ、親父のだけどなー。」僕らも意味不明な音楽ながら、なぜかフルチンの家にコソコソ出入りする毎日。
麦茶を飲みながら、じっと目をつぶってレコードを聴いていたフルチン。
しかし、ある日突然、フルチンは遠くへ引っ越しすることに。
離ればなれになってからも手紙を数回はやりとりしましたが、それっきり。
最後の手紙で、お互いにギターを始めたことを確認し、なにか照れくさいような安堵感を感じたのを今でもハッキリと覚えています。
電子メールなんかない、昭和の昔話。
そんなフルチンが、今ではあのレッドホットチリペッパーズのギタリスト兼ソングライターとして世界中の音楽ファンに絶大なる影響を及ぼすヒーローになっているなんて、、、
そんなことあろうはずもない。
黒チンもフルチンも今はどうしていることやら。
はい、これで「ニックネーム」の講義を終了します。
質問のある人は、研究室まで来て下さいね。
次回予定は廊下掲示板の講義時間割通知欄を確認するように。
おつかれさまでした。
<小比類幕君、フルチンの話、信じちゃったの?ゴメンゴメン>
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