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プロフィール自己解説 〜壱〜

< アー、ウォッホン。ねえ、小比類幕君、これマイク大丈夫? あっそう。>


はい、こんにちは。
Kです。

えー、前回は「プロフィール自己解説 〜序〜」ということで、本編に入る前置きといいますか、前提としての共通理解を促す土台YSを構築するべく時間を一コマさいたわけですが。特に質問等がなかったので、早速本編に入りたいと思います。


『名前』:"Everyone has a beautiful name !?"


名前、人の名前、namae、name。

各個体の識別目的や戸籍登録の必須要項にとどまらず、人の名前というのは社会化成長過程において非常に重要な役割を担っているわけです。性格、パーソナリティー、アイデンティティーの形成に多大なる影響を及ぼすわけですな。


例えば、私、「横沢 慶」(ヨコサワケイ)と申します。


仮に僕の名前が「良子 yoshiko」「友美 tomomi」であったら、現時点の僕の人格とはかけ離れていただろうと容易に推測されます。

「亀吉 kamekichi」「八兵衛 hachibei」、その性格は勝手に推して量られちゃう。うわぁ。

一人っ子長男だとしても「二郎 jirou」「末吉 suekichi」だったら、まずは家庭の事情説明から入ることでしょう、たぶん。



(後日改名するケースは除いて)産まれたときに付けられる名前の決定権は「名付け親」にあり、新生児である本人にはいかんともしがたい。もう、なすがまま、キュウリがパパ、ズッキーニはウリ科カボチャ属な訳ですよ。そこんとこ誤解のないように。ここ、試験に出ますよ。



まあ、僕の名前が「慶」となったのには色々と理路整然かつ魑魅魍魎とした理由があるのですが、子供の頃はコンプレックスの種でしたね。


名前の長さ的に中途半端だし、必ずしも一般的(ポピュラー)じゃない。オリコンランキングからはお話にならんと門前払い。「健二」とか「大輔」「慎吾」なんて羨ましかったもんね。せめて「慶太」とか「慶一郎」ぐらいにしてよ、と。漢字一文字で終了のせつなさ。なんかね、尻切れトンボ感が微妙なのよ。いじめられるしね。



しかもね、小学校で書道ってあるでしょ。
毛がボウボウ生えた「筆」をつかって漆黒の液体をアレするやつ。

名前の漢字が難しかったから、ずっと平仮名で書いてたのよ。

「けい」って。

だってさ、筆だと塗りつぶされちゃって読解不能だからね。
そしたら小学三年生の時に、書道オババ先生に教壇まで呼び出されましてね、


「あなたは 平和 とか 自由 とか 愛 とか書かなくていいから、

   ずっと自分の名前だけを練習していなさい」って

 藁半紙の束をドカンと渡されたのです。


白い半紙を使うのはまだ百年早いと。みんな白いのに僕だけ茶色だってさ。
書道、大っ嫌いになりましたよ。コンチクショウメ。オババめ。アチョー。


そんなこんなで、僕が多少なりとも天の邪鬼で、根性がひねた曲がったよじれてしぼんでシワシワまきこんでイテテな性格だったとしてもしょうがないよね。断じてオババのせいではない。のである。



今では自分の名前を愛していますよ。色々と悲喜こもごもあったからね。
ユキヒデさんの言うとおり、"Beautiful" を感じられるようになりました。
めでたし、めでたし。


いやいや、ハッピーエンドにしてどうする。
まだ道は半ばにして先は険しいぞ。


自分の名前を嫌いにならないように生きる、、、

それはこれからの一歩一歩。

しんどいよね、正直。だけど自分の名前なんだもんね。



やや話題がずれますが、名前のトレンドというのもありますね。
ファッショナブルでキュートでユニセックスでコスモポリタンな名前も流行っているようですね。ハーフ?セレブ?パンデミック?
いいじゃん、いいじゃん。

「翼人」と書いて「そら」って読んだって、いいんです!
「希空」と書いて「のあ」って読んだって、いいんです!
「律動」と書いて「りずむ」って読んだって、、、いいんです!
「円周率」と書いて「パイ」って読んでも、、、、いいらしいよ。



よーーーく考えよーーう。名前は大事だよーーー♪



おっ、もう時間ですね。だいぶ話が脱線してしまった。
今学期中に範囲が終わるかな。やや心配。

では、次回は「ニックネーム」の章となります。
おつかれさまでした。


<小比類幕くん、アジェンダ訂正しておいてね。うん、補講覚悟だね。>
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Comment

やばい

  • ウッチマン
  • 2008-06-21 13:20
  • edit
おもしれー!
次の講義も楽しみo(^-^)o

いやーしかし、文才あるなぁ。

めっちゃおもしろいっす。

実は、、、

  • K研究室 助手(アジェンダ担当)
  • 2008-06-21 21:05
  • edit
助手の小比類幕です。

実はここだけの話、、、

K教授は客員扱いなので、結構学生からウケをとろうと色々必死みたいですよ。研究室では機嫌悪そうにして、僕達への扱いもぞんざいなのに、学生が部屋に質問しに来たら急に笑顔のナイスミドルになっちゃって、、、

なので、ちょっと他のプロパーの教授陣からは評判かんばしくないようですね。やっかみも含めて、、、。

あっ、すみません、こんなことまで喋っちゃって。くれぐれもここだけの話でお願いしますね(ペコリ)。
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