Kです。
約1ヶ月にわたるアルバムレコーディング。
先日、やっと録音作業が終わりました。
映画でいうところのクランクアップ!?
ライブ感あふれる 120% の演奏を記録する、
と同時に
ライブ会場を越える、綿密に作られた極上のサウンド空間を収録する!
を目的にじっくり取り組んだ大作です。
機材も、前回のブログでマサルくんがふれた数々のドラムセットと共に、よりすぐりのギター/ベース/その他を使用しました。
ウッチマン/K/アツシの使ったギターの数、総勢12本!
適材適所であちらこちらにちりばめられています。
うーーん、贅沢三昧。
僕的には、ライブでもメインで使用しているオイルフィニッシュの「玉利屋ストラト」初号機&弐号機が、その底知れぬポテンシャルを大爆発させてくれたことに大満足。仕様はそっくりな2本、しかし録音してみると改めてそれぞれの持ち味がはっきりと現れて、改めて惚れ直してしまった次第。竿の実力に負けぬよう、俺もまだまだ成長しなくては!
そして、、、
メインで使用したギターアンプ、なんとレコーディング初日に出会ったレアな逸品。
あれこれ機材や備品、資料などの準備もひと通り完了し、さぁこれからレコーディングスタジオ入りだ!という数時間前のこと。
ふと思いつき、昔一度だけ機材を購入したことのあるお店に車を走らせ、なにげなくフラリと機材チェック。店内の商談スペース ソファ横に値札もなくチョコンと置いてあったそのギターアンプ。売り物であることを店主に確認して、そそくさと試奏。ビンテージフェンダーアンプをモチーフに作られた、オールハンドメイドの真空管アンプ。「出会った!」確かな感触で、即購入しました。
製作者と電話で話をする機会にも恵まれ、なんとまあ「おあつらえ」られたかのようなピッタリ感触。とにかく、いきなりの即日レコーディング使用にもかかわらず大活躍してくれました。
"Canopus" というスチールギターを製作している方が作ったアンプです。
(ドラムブランドのCanopusじゃないよ!)
そんなこんなの機材ウンチクはさておき、曲たちも良質なサウンドをたっぷり吸い込んで伸び伸びと歌ってくれています。早く聴いてもらいたい。もうしばしの御辛抱を。
これから、録音された音の整理整頓、音情報を編集して聴きやすくするための微調整作業が始まります。いわゆるTD(トラックダウン)、マスタリングという工程。
同じ歌でも、聴いたときの印象がガラリと変わってしまうぐらい大事な過程なのです。
もうしばしレコーディング関連の日々は続きますが、ここに至るまで応援してくれた皆様全員に感謝です!
あーりーがーとー オブリガーード♪
K.
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